就活連載企画 No.4 Some guy's 1st Blog Post
はじめまして
kenzといいます。
自己紹介
はじめに少し自己紹介をしようと思います。
私は今年の秋から、中野にオフィスを置くアニメーション会社に勤めております。
自分は父親がアメリカ人、母が日本人というハーフということもあり海外の人間に間違われることも多いですが、実際のところ出身地は熊本県です。
日本には私が18才、高校を卒業する時まで住んでいました。
高校卒業後、海外に移住してアメリカのカリフォルニア州にあるコスタメサという町に、祖母と一緒に二年ほど住みました。
この町は海まで車で5〜10分。そしてディズニーランドまで車で30分というめちゃくちゃ好条件なロケーションにあり、そこに住んでいた二年間は大部分を遊んでエンジョイしておりました。
学業について
ここの町にはオレンジコーストカレッジという日本人留学生も比較的多いコミュニティカレッジがあります。
よく留学生の間ではコミカレとも呼ばれますね。
日本の短大に近い点もあり、コミカレに数年通った後に四年生の大学に編入するといったフローが一般的です。
授業費用が四年制の大学に比べると比較的安価で、また、一クラスの人数単位が30人ほどと小さいために教授との距離が近く、直接話すことが出来やすい為このフローを好む方が多いということですね。
私もここに二年ほど通った後にニューヨーク市立スタテンアイランド大学に移って三年ほど通った後に、めでたく卒業いたしました。
日本の大学へ通った経験がないため、授業の詳細な比較は出来ませんが、スタテンアイランド大学は教授次第で授業の難易度も大きく変わってきます。教授によって授業の濃さが変わるのは日本でも同様でないかと思います。
例えば、私は国際経営を専攻していたためにビジネスクラスを多くとる必要がありました。
その中に会計の授業がありまして、同じ内容を教えていてもテストの難易度に雲泥の差があったり、課題が全くない教授もいました。
教授によって授業内容にこれだけの差があるという事ですから結局のところ、高い学費を払ってただ知名度が高い大学に行くよりも、安く質のよい授業、教授、体制が整う大学を選ぶ事も選択肢の内ということです。
私も今は卒業した身ですが、将来的にアメリカの大学院に進む際にはちゃんと講師の事も調べて学校を選択したいものです。
アニメ業界へ足を踏み入れた経緯
次に私がどのように現在の職業に至ったかという経緯についてです。
私は元々趣味で映画やアニメーションなどの映像作品を好んで見ていた背景はありましたが、現在の業界に入るという確信はありませんでした。
採用された場所はアメリカのボストンで年に一回開催されるボストンキャリアフォーラムでした。
このキャリアイベントは有名で規模こそ大きいものの、映像業界に関係する企業はほとんど来ません。
強いて言うなら配信系の企業や広告企業等間接的に関われる企業は出展しますが、その程度です。
私は幸運にも自分が喜んで働きたいと考えていた企業がたまたまその年に出展しており、運命を感じたため、面接を受けて採用された次第です。
こういった背景から私は他の企業も受けておりました。もしかしたら現在IT企業や機械系メーカーに勤めていた可能性もかなり高かったです。
ただ、私が現在勤めているアニメーション会社はアニメ会社以外でも通用することの出来る人材をちょうど探していた為ニーズが一致した次第です。
シンプルに伝えたいこと
色々ダラダラと語りましたが、私の伝えたい点はこの業界で働くためには特にアニメーションにこだわる心は必要ないということです。
いろいろな方にも会いましたが、むしろアニメ以外のことに関心をもって取り組むことの出来る人のほうが長く生きていけるのではないかなと思います。
私もこの業界に入って半年もたたない若輩者ですが、これからこの業界に入ってくる方には何にでも好奇心をもって自発的に取り組む心を大切にしていただきたいと願っております。