No.03/ シュン アニメーターから制作進行へ

こんばんは。

初号記事書きましたshu_maj11ことシュンです。

来年度より、アニメ制作会社で制作進行として働くことになっています。

 

きっと、就活やこれまでの人生の道のりは、個人のtwitter

https://twitter.com/shu_maj

noteなどで随時発信していく予定ですので、

この場では僕の”アニメ”についてだけ切り取ってお伝えできればいいなと思っています。

 

 契機

僕は、

中学生の時コードギアスを見たことがアニメや漫画などのサブカルにハマる契機になりました。当時の僕の現実の学生状況は、あまり調子がよく無く正直辛い状況にありました。

 

そんな僕には、孤独な捨てられた元王子が大国を転覆させ覇権を取ってしまうギアスの世界観は現実の僕と比較すると対照的であったものの、だからこそ憧れがあり、ルルーシュというキャラクターを通じて世界観にどっぷり浸かれたのだと、今考えるとそう思います。

 

以降は、アニメ三昧でした。中二病も拗らせました中学の文集で”死”ついても語っちゃいました。笑  僕の青春にアニメが与えたインパクトがでか過ぎました。 小さい頃からサッカーをしていた少年が、将来スポ少のコーチとかで生涯サッカーという”それ”に関わるのと同じように、僕は”アニメ”に生涯、なんだかんだ関わっていくのだろうとぼんやり思っています。

迷走

高校時代も相変わらずアニメ一本で、とうとうアニメーターになるべく行動を起こしてゆきます。毎日模写、これが本当に続けられた。今思うとこの時の持続性はほんとすごい。クソヘボだったのですが、できたばっかの頃の室井康夫さんのアニメ私塾の発信を熱心にキャッチし論理できに上達して行きました。 高三の頃には学祭のポスターなどに応募し(惜しくも2位で選ばれなかった)、アニメーターになる希望がかすかですが見えてきていました。

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しかし、大学進学、上京。東京は文化的機会に恵まれていました。山梨では思っても出来ないこと知れないことが東京ではできる環境にあり、私は、和楽器やダンス、様々なことに足を突っ込んで行ってしまいます。強い意志と共に、アニメ私塾に年会費12万投じて、上京したはずでした。気付いた時には絵の練習はいつの間にかストップ。

もう三年。 いやあ、絶望しました。当時、ネットで繋がってた人は、遥か先を走っている。 こんなはずじゃなかった。 家の壁にマジックで「作監になる」って書いてたんですよ。昔の自分に申し訳なくなりました。

 

戦略

ですが、それが自分自身を見つめ直すいい機会になりました。 今でこそ思うのですが、高校当時の私は”僕は作画監督になる、描かなければいけない”と自己暗示的に練習に取り組んでいたように感じました。恐らく、そんなモチベーションでアニメーターになって人生を絵に費やしたら生きる楽しさを失いそうな気がしました。大学時代の私は、いやいやではなく自らの意思でしたいことを選び取りストレスフリーで組んできました。そして、一見バラバラに見える自分の行動を振り返った時、共通項として見えてきたのは”様々な表現を通じて自分の蓄積をアウトプットすること”でした。「それってクリエーターじゃね?」って思うかたもいるかも知れませんが、企画をクリエイトしたいのです。 ”何でもそつなくこなす企画の調整役としてのプロデューサー”ではなく、”従来のアニメクリエイターの領域外のクリエイティブをカバーできるプロデューサー”を目指しています。

 

偉そうなことを言っていますが、

しかしながら僕は、まだうだつの上がらない実績のないクソガキです。でもそんな僕でも、別に無駄に怠惰に過ごしていた訳ではなくて、割りかし色んな事に色々感じながら生活してたんじゃないかって思うんです。海外留学で外語ペラペラ、アニメインターンで業界についての知見とパイプがある、そういうのほんと憧れるし数年前に戻ったらそのルートやり直したいって思う。けど、どうあがいたって今の自分が全てで、できることは今の自分を最大限生かすこと。僕の辿ったルートはアニメと直接的な関係性はないかもしれないけど、僕しか歩いてきていない道です。全ての個人が何らかのオリジナリティを見出して自分の専門領域としてアニメ業界で輝けたらな。。。

そんなキッカケを今はこのブログで作りたいって思っています。

 このブログも僕のオリジナリティの一つです。これからアニメ業界で、企画再現力を高めて、より皆が喜んでくれる企画を世の中に産み出したいです。

 

 

ビッグマウス、意識高い系、器用貧乏、非常識、KY、奇才ぶってんじゃねえ、息がくせえ、ケイスケホンダ、ブーメランやろう

なんとでも言ってください。

自信なんてありませんが、とりあえずやってみます。